クルマ>タイヤの使い方！グリップの仕組み

タイヤの話は複雑でいっぱいありすぎて
ココでは言い切れません（笑）

出来るだけ走っている時に気にしたいところ
をピックアップしてみました。

市販ラジアルタイヤでのことを前提とします。

いままで散々出てきた荷重ですが、
タイヤを活かすためのものです。

 

摩擦力のお話から。

物体の摩擦力は、動（静）摩擦係数×垂直抗力によって決定します。

タイヤの場合はこの動摩擦係数が関係してきます。

これは、タイヤの種類と路面によって決定する固有パラメータです。

タイヤの温度、路面温度などによって決定されます。

最近のレーシングカーの履いているタイヤは、この摩擦力というより
ゴムが溶けたときに発生する粘着力がグリップになっています。

しかし、市販ラジアルタイヤでは摩擦力のほうが支配的です。

もう一つの垂直抗力とは路面に押し付ける力のことです。

クルマが静止状態の時は、自重が垂直抗力となります。

しかし、走行中は過重を移動させることで
垂直抗力を変化させることが出来ます。

これが過重移動の目的です。

つまり前に過重を移すと
例えばフロントタイヤグリップ１３０、リヤタイヤグリップ７０
という風に分配できます。

また数値はテキトーです（笑）

この状態は旋回するのに適しているため、ターンインの時は
だいたい前過重にするのです。

クルマを楽しむには、やっぱりチューニングしたいですよね！
でも賢く効率よくやらないとデチューンにもなりかねません。
それに乗っていて楽しくなければ本末転倒。
チューニング自体が目的ではないのです。
そして、パーツも高いものばかり。
ここではチューニングのツボを紹介しています。
詳しくはこちら→http://chuningsoe.web.fc2.com/